Home > 調査・政策提言>  レジ袋調査

レジ袋の鉛含有調査にご協力ください。

色のついたレジ袋、調べてみませんか?

 主に外国から輸入されたレジ袋に使われている顔料(色)には、鉛が含まれていることが多くあります。
2006年、京都市と京都大学環境保全センターが、共同で市内で配られているレジ袋の鉛の含有分析調査を実施した結果、百貨店や衣類量販店など計34種類のレジ袋から鉛が検出されました。特に橙色や黄色、茶色、緑色などに多く含まれていることが分かりました(10,000ppm以上が2種類、1,000ppm以上は15種類)。

国内では、食品衛生法で食品の容器包装の鉛の含有濃度が100ppm以下と定められていますが、レジ袋は規制対象に含まれていません。しかし、長期、屋外利用に伴う劣化により、室内・自然環境へ放出する可能性が否めないこと、代替顔料が存在すること(同じ色でも、鉛を含有しないものもあったため)などを鑑みると、京都市はレジ袋の無鉛化を進めることが望ましいと考え、2006年の測定結果で鉛が検出されたレジ袋を使用している百貨店やスーパーなどに2007年に改善を呼びかけ、2008年にはレジ袋の鉛の含有率は大幅には改善されました(10,000ppm以上は無し、1,000ppm以上は8種類)。
皆さんの身近で配られているレジ袋は大丈夫でしょうか? 京都大学との連携で、全国のレジ袋などの鉛含有調査を実施します。心配、ちょっと不安というレジ袋やポリ袋を下記に送ってください。


サンプル

送付期日: 2009年11月〜2010年2月末まで。
費 用 : 無料 (送料は各自負担)
送り先 :〒102-0083 東京都千代田区麹町2-7-3-2F市民立法機構気付
      容器包装の3Rを進める全国ネットワーク
送り方 

  1. 色つきの物に限ります。(白色のものや透明なものは除きます。)
  2. 店名、業種(食品・日用品店、デパート、コンビニ、本屋、

その他:地域名(市町村)とあなたのメールアドレス(結果の返信用)を紙に書いて、絵のように袋にセロテープで貼ってください。
公 表 :業種、地域、色別の分析結果を公表の予定。
結果報告 : 2010年秋頃の予定

尚、多数の場合は、一人1〜2点とさせていただきますのでご了承下さい。

(2009年11月13日)