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3R政策地域研究会in奈良で公開学習会

2012年10月25日(木) 容器包装の3R政策地域研究会 in 奈良 公開学習会
を開催しました。

日時:2012年10月25日 15:30?17:00
会場:奈良市中部公民館 
主催:容器包装の3Rを進める全国ネットワーク
共催:奈良市地球温暖化対策地域協議会 3Rプロジェクト
参加者:22名 内訳:行政4名、事業者1名、団体14名(奈良市ごみ懇談会、NPO法人奈良環境カウンセラー協会、NPO法人奈良県ストップ温暖化の会、奈良市地球温暖化対策地域協議会、他)、個人3名

(一) 概要
容器包装リサイクル法改正に向けた市民案を検討しました。前段で13時30分からごみ減量について中井八千代さんのお話を聞いて、そのあと容器包装リサイクル法に関心の深い人にだけ残ってもらい、「3R政策地域研究会in 奈良」を行いました。

(二) 3R政策地域研究会の流れ
1 講師より容リ法について簡単に説明
2 質疑応答
3 市民案について説明
4 市民案に関する意見

(三) おもな質問
@ 廃掃法と容リ法の関係。廃掃法の管轄外に容器をおくことは可能なのか。
A なぜこれまでまともに改正されてこなかったのか。その経緯について。
B 廃棄物会計に人件費は入っているのか。市町村間での単純な比較は難しいのでは?

(四) 市民案についてのおもな意見
@ 市民案の改正ポイントが多すぎる。ポイントをもっと絞れないか。
A 多く出すならば、せめて優先順位をつけるべき。
B では何を改正ポイントで優先すべきか?
・「拡大生産者責任の徹底」を第1にすべき(複数意見)。
・国が高いリサイクル率目標を設定し、達成しなかった場合のペナルティも決めて、回収を生産者責任とすることで、手法は生産者にまかせればよいので、集団回収や店頭回収のことなどは書く必要がない。
・学校牛乳のリユースびんはわかりやすく環境教育にもなるので第1でよい。
・レジ袋有料化を第1にしてもよい。
・情報開示は大事なので廃棄物会計のことも改正ポイントに残す。
C 商品に、内部化した容器包装価格やリサイクル費用を表示するようにできないか。
Dリサイクルしにくい複合素材をなくしたい。
などの意見が出ました。