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■ 第286号(2026年7月16日発行)
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容器包装の3Rを進める全国ネットワークニュース
第 286号 2026 年 7 月 16日
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今年は5月の半ばにして真夏のような気温になる日がでましたが、エルニーニョの影響か梅雨前線の影響か、6月は雨の多い凌ぎやすい日々が続きました。しかし、確実に気候変動の影響は昨年より増大しており、厳しい暑さが来ることは否定できない事実です。気温とどのように折り合って生活していくか、現在(いま)を生きる人として、将来世代への影響など様々に思考を重ねながら過ごす必要があると考えています。
2月の米国とイスラエルによるイラン攻撃以来、国内では原油について様々な議論が繰り広げられていますが、原材料としての不足は新聞やテレビなど大手メディアの報道で伝えられていますが、省エネルギーや使い捨てプラスチックの使用を控える事に関しては何の言及もなされていないのが現状ではないでしょうか?
この原油不足を奇禍として、エネルギーぐらいは自前で、降り注ぐ太陽や吹き抜ける風を利用した再生可能エネルギーにシフトしていく事、プラスチックに関しても、代替品が可能なものや使い捨てのものは制限し、リサイクル素材の利用等を社会に実装していく様なシステムを構築できないものなのか。何故、その様な方向性を国として検討する議論が出てこないのか不思議でなりません。
我慢が得意な国民性が悪い方に利用されているのではないかと心配です。次世代に残す社会が今のようであってはならないと考えます。
(運営委員 善財裕美)
------- 目 次 --- C o n t e n t s -------------------------------
巻頭言
<1> 第31回プラスチック削減オンライン連続セミナーのご紹介です。
<2> 【レポート】油の多い食品で増えるナノプラスチック 食品容器の新たな課題
<3> 地域からの報告 大木町・荒木フサエさんからの活動報告
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■ <1>第31回プラスチック削減オンライン連続セミナーのご紹介です
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<第30回プラスチック削減オンライン連続セミナーの申し込みは締め切りました> すみませんが定員になりましたので、お申し込みは締め切らせていただきます。 (アーカイブ配信を予定しておりますので、ご希望の方は「アーカイブ希望」と件名に記入しお申し込みください。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <第31回プラスチック削減オンライン連続セミナー>
日時: 2026年 9月 30 日(水 )19:30〜21:00(質疑含)
演題: 『 EPRとサーキュラーエコノミー:世界の潮流から考える日本の今後について 』
講師 田崎智宏さん(国立研究開発法人国立環境研究所 資源循環領域 資源循環社会システム研究室 室長 社会システム領域(兼務)
※申し込み受付は、8月以降になりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。 多くの皆様のご参加をお待ちしております。
(運営委員長 中井八千代)
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■ <2> 【レポート】 油の多い食品で増えるナノプラスチック
■ 食品容器の新たな課題
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査読付きの世界的に評価の高い総合科学ジャーナルに掲載された研究を紹介します。
■ 油の多い食品で放出量が大幅に増加
フードデリバリーやテイクアウトで使われるプラスチック容器は便利ですが、食品にマイクロプラスチックやナノプラスチックが移る可能性が指摘されています。 新しい研究では、特に油分の多い食品を電子レンジで加熱した場合、これらの粒子が大量に放出されることが明らかになりました。 研究チームは、ポリプロピレン(PP)製やポリエチレン(PE)コーティングの食品容器に水または食用油を入れ、電子レンジで3分間加熱しました。その結果、油を入れた場合には、水の場合と比べて約125倍ものマイクロ・ナノプラスチックが放出され、プラスチックに含まれる添加剤や重金属も大幅に増加しました。
■ 油と接触したナノプラスチックは毒性が高かった
さらに研究では、油と接触したナノプラスチックは、水と接触したものより約4倍強い細胞毒性を示しました。研究者は、油によって粒子の表面が変化し、油膜や添加剤が付着することで、細胞と結び付きやすくなり、毒性が高まった可能性があると考えています。
■ 細胞や腸への影響も確認
培養細胞を使った実験では、油由来のナノプラスチックにさらされると、わずか5分以内に細胞膜の損傷が始まることが確認されました。 細胞膜は細胞を守る重要な構造であり、その損傷は細胞の働きの低下につながります。 また、マウスに油由来のナノプラスチックを2週間与えたところ、腸のバリア機能が低下し、腸の免疫機能にも異常がみられました。 腸を保護する処置を行うと影響は一部改善したことから、ナノプラスチックが腸の健康に影響を及ぼす可能性が示されました。
■ 安全性の評価と今後の課題
研究チームは、安全性の目安となる基準値も試算しました。その結果、これまで報告されている人体組織中のマイクロ・ナノプラスチック濃度は、分子レベルで影響が現れ始める基準値を上回る可能性がある一方、組織そのものに損傷を与える基準値には達していませんでした。 ただし、この評価にはさまざまな仮定が含まれており、実際の健康影響を判断するには、今後さらに研究を積み重ねる必要があります。
■ 使い捨てプラスチックを減らすことも大切
今回の研究は、油分の多い食品をプラスチック容器で加熱すると、大量のナノプラスチックや添加剤が食品へ移行し、その粒子は通常より強い毒性を持つ可能性があることを示しました。
私たちが直ちに健康被害を心配する段階ではありませんが、使い捨てプラスチック容器の使用をできるだけ減らし、ガラスや陶器など繰り返し使える容器を選ぶことは、プラスチックごみの削減だけでなく、不要なプラスチックへの曝露を減らすことにもつながります。 研究者らも、油分の多い食品に適した、より安全な食品包装材料への転換が必要だとしています。
(運営委員 小寺正明)
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■ <3> 地域からの報告 大木町・荒木フサヱさんからの活動報告
■ <3R政策地域研究会 in 九州>
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<環境活動が私のライフワークに>
私が環境活動に関心を持ったのは、1994年頃、町が推進したEM生ごみ堆肥化のモニターに取り組んだのがきっかけでした。 あれから30年数年が過ぎましたが、今では環境活動は私のライフワークになっています。
これまでの活動を通じて、役場職員やいろいろな面白い仲間と出会い、沢山のことを学ぶことが出来ました。私たちの活動が、おおき循環センター「くるるん」の建設など、大木町が環境先進の町になるために応援することが出来たのは嬉しい限りです。
1998年に設立された大木町の環境団体「あーすくらぶ」の会長を約30年努め、その後地球温暖化防止活動推進員を経て、現在でもふくおか環境マイスター、環境省3R推進マイスターとして活動しています。 特に、保育園や小中学校など、子どもたちを対象にした環境教育、エコ出前講座は、私の活動の中心です。 今年も役場環境課と協力し、保育園、学童保育へのエコ出前講座を行います。 エコ出前講座の内容は地球温暖化を少しでも止めるために、何が出来るのか子供たちと一緒に考えています。子供たちと一緒に温暖化のことを考えながら、この子たちの未来が少しでも明るいものになるように願っています。
7月20日、午後1時30分からあーすくらぶ主催の学習会、「みんなで育む「食」の未来〜大人も子供も、田んぼ・畑をもっと身近に〜」を開催します。
また、大木町みらい大学が主催する映画「マイクロプラスチック・ストーリー〜僕らが作る2050年〜」の上映会を8月1日午前10時から行います。
会場はどちらもおおき循環センター環境学習室です。どなたでも参加できますので、お近くの方は是非ご参加ください。
----------------------------- 事務局からのお知らせ------------------------------
● 会議開催日程
◎ 運営委員会 : 2026年8月18日(火)19:30〜21:00・ ZOOM会議
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容器包装の3Rを進める全国ネットワーク事務局
E-mail : reuse@citizens-i.org
URL : http://www.citizens-i.org/gomi0/
〒 102-0093 東京都千代田区平河町2-12-2 藤森ビル6B
市民運動全国センター内
TEL/03-3234-3844 FAX/03-3263-9463
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