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「メールニュース」 バックナンバー

第257号(2023年12月1日発行)

  

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   容器包装の3Rを進める全国ネットワークニュース

        第 257号   2023 年 12 月 1 日

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「♪生きている鳥たちが、生きて飛び回れる空を、あなたに残しておいてやれるだろうか、父さんは♪♪」 笠木透の「私の子どもたちへ」というフォークソング(1980年頃)の一節です。私たちは次の世代にまともな地球環境を残してやれるのでしょうか。

 私事ですが、今年3人の可愛い孫たちに恵まれました。一方でこの子たちが生きる時代はどんな時代になるのだろうか、本当に不安になります。私たちは、子どもや孫たちの生きる時代を想像し、地球環境の危機的状況に関心を持つ必要があります。特に、気候変動の深刻な状況は、グテーレス国連事務総長が「地球温暖化の時代は終わった、地球沸騰化の時代が到来した」と表現したように、私たちの想像を超えています。

 欧米などでは、気候変動などを理由に子どもを持たないことを選択する若い世代が増えていることが社会問題化しているそうです。これ以上、人類が地球に負荷をかけることに対する懸念と、子どもたちの未来が混とんとしている不安もあるのではないでしょうか。

 現代を生きる私たちは、自分たちの便利さと豊かさを追い求め、地球資源を浪費し、地球環境を犠牲にし続けてきました。そのことは同時に、次世代に大きなリスクを担わせています。

 平成20年3月に公表した「大木町もったいない宣言」(ゼロウエイスト宣言)の前文では次のように表現しています。「子どもたちの未来が危ない。地球温暖化による気候変動は、100年後の人類の存在を脅かすほど深刻さを増しています。その原因が人類の活動や大量に資源を浪費する社会にあることは明らかです。私たちは無駄の多い暮らし方を見直し、これ以上子どもたちに「つけ」を残さない町を作ることを決意し、大木町もったいない宣言をここに公表します。」この宣言前文は、次の世代が生きる時代を想像し起草しました。
(政策委員 境公雄)

---- 目 次 --- C o n t e n t s -------------------------------

巻頭言
<1>第18回プラスチック削減オンライン連続セミナーにご参加ください !
<2>【レポート】 プラスチックから溶出する化学物質    
<3>地域からの報告
  札幌市「北のごみ総合研究所」理事・石塚祐江さんからの報告  

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■<1> 第18回プラスチック削減オンライン連続セミナー にご参加ください!

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<第18回プラスチック削減連続セミナー>

 12月は、ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議理事の水野玲子さんをお迎えし、『プラスチックから溶けだす有害物質』と題して、ファーストフードの容器包装からPFASが検出されたことなどを詳しく解説していただきます。
まだ若干の余裕がありますので、是非ご参加ください。

日時 2023年12月5日(火)19:30〜21:00(質疑含)
演題『プラスチックから溶けだす有害物質』 ―環境ホルモンの視点から―

講師 水野玲子さん(NPO 法人ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 理事)

詳しくは、こちらのチラシをご覧ください↓
http://www.citizens-i.org/gomi0/pdf/18OLseminar.pdf

▼参加費無料
▼申込み件名: 「第18回プラ削減連続セミナー視聴希望」とし、氏名、所属、TELを明記の上、  
▼ 申し込み先: reuse@citizens-i.org 迄

多くの皆様のご参加をお待ちしております。
(運営委員長 中井八千代) 

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■  <2>【 レポート】 プラスチックから溶出する化学物質

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 内分泌学会とIPEN (国際汚染物質除去ネットワーク) による報告書「プラスチック、EDCs、および健康」などによると、EDCは内分泌(ホルモン)かく乱物質で、環境ホルモンとも呼ばれ、がん、糖尿病、生殖障害、発育中の胎児や小児の神経障害を引き起こす可能性があります。

 プラスチックから溶出して健康を脅かす既知のEDC(環境ホルモン)には、ビスフェノールA(BPA)および関連化学物質、臭素系難燃剤ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)、フタル酸エステル類、パーフルオロアルキル物質およびポリフルオロアルキル物質 (PFAS)、ダイオキシン、UV328などの紫外線(UV )安定剤、鉛やカドミウムなどの有毒金属があります。EDC (環境ホルモン)を含むプラスチックは、食品の包装や容器だけでなく、包装、建築、床材、食品製造および包装、調理器具、ヘルスケア、子供のおもちゃ、レジャー用品、家具、家電、繊維、自動車、化粧品、マルチなどに広く使用されています。

 マイクロプラスチックにも同様に化学添加物が含まれており、マイクロプラスチックから浸出して人々を危険にさらす可能性があります。また、海水や堆積物などの周囲環境からのPCBなどの有毒化学物質と結合して蓄積し、有毒化合物の
運び屋としても機能します。

 バイオプラスチック/生分解性プラスチックは、プラスチックよりも環境に優しいと宣伝されていますが、従来のプラスチックと同様の化学添加物が含まれており、内分泌かく乱物質もあります。プラスチックのリサイクルでは、このような化学物質が増えるとの報告もあります。

 プラスチック中の化学物質の溶出は、通常の状態でも起きますが、温度が高かったり、時間が長かったりするほどしやすくなりますので、プラスチック容器に入れて電子レンジで加熱したり、長く放置したりするのは避けた方が良いです。また、できるだけプラスチックではなく、金属、ガラス、陶磁器、木などを使ってプラスチックフリーの生活を。
(運営委員 小寺正明)

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■  <3> 地域からの報告
■   札幌市「北のごみ総合研究所」理事・石塚祐江さんからの報告
■                  <3R政策地域研究会in北海道> 

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 11月25日(土)、NPO法人北のごみ総合研究所の設立30周年記念式典「あれから30年 これから30年 北のごみを考える」が札幌市で開催しました。記念講演は石井一英教授(北海道大学工学研究院)の「ごみ・廃棄物処理の変遷」と題して、日本の廃棄物処理の歴史や課題、今後についてお話し頂きました。また、札幌市の菅原祐雄環境局長は「札幌市の清掃行政〜30年をふりかえって〜」、そして北ごみ総研30年間の活動について寺嶋忠雄代表理事がお話しされました。

 今では当たり前のごみ分別やリサイクルも、30年の過去を振り返ると容器包装リサイクル法(1995年)も始まってなく、黒いごみ袋にごちゃ混ぜ状態で出されていました。まさに1990年〜2000年代頃は、たくさんのリサイクル法ができ現在につながっています。
では、これから30年のごみ処理は何を目指すのか?3名による鼎談は、分別、最終処分場、担い手、高齢化、将来のごみ処理等について熱く語って頂き、どれも重要な課題でした。

 30年後?「私たち生きていないから知〜らない」ではなく、 『あの時の、あの政策正しかったね。』と言えるよう、また、言われるようにしっかりとごみ処理を考えないといけない、そう思った記念講演会でした。

------------------------------- 事務局からのお知らせ------------------------------
● 会議開催日程
◎ 運営委員会 : 2023年12月26日(火) 19:30〜21:00・ ZOOM会議
※ ニュースはご参加、お問合せをいただいた皆さまに BCC でお送りしています。ご不要の方はご連絡ください。

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容器包装の3Rを進める全国ネットワーク事務局
E-mail : reuse@citizens-i.org
URL : http://www.citizens-i.org/gomi0/
〒 102-0093 東京都千代田区平河町2-12-2 藤森ビル6B
市民運動全国センター内
TEL/03-3234-3844   FAX/03-3263-9463

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