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「メールニュース」 バックナンバー

第251号(2023年6月9日発行)

  

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   容器包装の3Rを進める全国ネットワークニュース

        第 251号   2023 年 6 月 9 日

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 COVID-19が吹き荒れた3年間が終わり、世の中が「4年振りの」と形容の付いたイベントだらけになって、箍が外れたような騒ぎ。何が変わって何が変わらなかったのか、変わって欲しかったものが復活し、変わらなくて良いものがなくなったりしていたら悲しい。落ち着いて考えてみる必要があると思っています。

○リデュース

 持続可能な社会の構築を目指して設立した地元団体では、ごみの削減を積極的に呼びかけてきました。マイバッグ運動として、自作のバッグやデパート、自治体や海外のバッグなどを展示してコンテストを実施したこともありました。環境問題が深刻化した現在でこそ、レジ袋は有料になり、使い捨てプラスチックの使用削減は当たり前になりましたが、往時は、不要なものでもサービス(=無償)されるものを断るという選択肢を、多くの人は持っていませんでした。この無償がどれだけ大きな問題をはらんでいたのかを後になって知ったのです。レジ袋の有料化も実施当初は話題になりましたが、COVID-19禍を経て、また、高齢単身者の多くなった街のスーパーなどでは躊躇なく購入している姿を買い物に行くたびに見かけます。逆に若者が結構な数の買い物商品を両手に抱え込んでいる姿もあります。そこには環境問題とはまた違った社会問題も存在しているのだと感じます。ごみ問題は格差問題でもあったのです。

○リユース

 リユース食器の貸出を続けています。今年はイベントも復活し、行政がらみのイベントでも飲食の提供が可能になっているのでリユース食器の出番も多くなると思っています。まつりを始めとしてイベントの多い我が区では地域のイベントにボランティアごみ処理券が提供されます。リユース食器を洗う手間よりも使い捨て容器をごみ袋に入れて排出した方が主催者としては楽なのです。毎年、審議会などで処理券のことを問題提起していますが、改善に至りません。力不足です。

○リサイクル

 ごみ削減の最終手段ですが、区内で回収された雑古紙も使ったトイレットペーパーを企画し、町会などに使用を呼びかけています。資源を集めることがリサイクルだと思っている人たちに「再生品を使ってこそリサイクルですよ」と説明に廻るのが大変でした。現在も区立小中学校・行政施設、区内ホテルや飲食店等でも使用が継続しています。商品となって時間が経過し、企画の意図は当たり前になったのでしょうか。

 以上、27回目の総会を終了しての振り返りです。  

(運営委員 善財裕美)

---- 目 次 --- C o n t e n t s -------------------------------

巻頭言
<1> 第14回・第15回プラスチック削減オンライン連続セミナー開催!!
<2> 【レポート】 「 第2回プラスチック条約会議INC-2では11月までに草案を作成することに合意」
<3> 地域からの報告 埼玉エコ・リサイクルの上領 さんからの報告  

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■<1> 第14回・第15回プラスチック削減オンライン連続セミナー開催 !!

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 まだ若干の余裕がありますので、お申込みをお待ちしております。

【第14回プラスチック削減オンライン連続セミナー】

 「添加剤や吸着してくる化学物質の間接的暴露が問題」として農工大の高田秀重先生より、魚の体内に餌を通じてプラスチックに含まれる添加剤が蓄積し、その魚を食べることで人体に悪影響の可能性があるという報告や、最近の世界の動きも含めて、海洋プラスチック汚染の最新情報を詳しく話していただきます。ぜひご参加ください。

日時:2023年6月14日(水)講演19:30〜21:00(質疑含む)
演題:プラスチック問題は人間の健康問題:リサイクル幻想からの脱却とプラスチック削減
講師:高田秀重さん(東京農工大学環境資源化学科教授)
詳しくは下記のちらしをご覧ください。↓
http://www.citizens-i.org/gomi0/pdf/14OLseminar.pdf

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【第15回プラスチック削減オンラインセミナー】

 2006年から富士山頂での地球大気観測を開始し、2017年から大気マイ クロプラスチック研究に従事してこられた早稲田大学の大河内博先生をお招きし、大気中マイクロプラスチック、人工芝、マイクロカプセル等の実態と健康影響について講演していただきます。

日時:2023年7月4日(火)19:30〜21:00(質疑含む)
演題:大気中マイクロプラスチックの実態と健康影響
講師:大河内博さん(早稲田大学創造理工学部教授)
詳しくは下記のちらしをご覧ください。↓
http://www.citizens-i.org/gomi0/pdf/15OLseminar.pdf

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▼参加費無料
▼申込み件名:「第14回プラ削減オンラインセミナー6月14日視聴希望」
または 「第15回プラ削減オンラインセミナー7月4日視聴希望」とし、
氏名、所属、TELを明記の上、  
▼ 申し込み先: reuse@citizens-i.org 迄

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

(運営委員長 中井八千代)

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■ <2>【レポート 】
■   第2回プラスチック条約会議INC-2では11月までに
■                 草案を作成することに合意

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 フランス、パリで5月29日から開かれた第2回プラスチック条約会議(INC-2)は、6月2日に終了しました。

 2022年の第5回国連環境総会(UNEA5.2)で採択された指令によれば、各国は来年(2024年)末までに法的拘束力のある協定の条件を打ち出さなければならない。パリでは一定の進展が見られたものの、INC-2会期の半分は、サウジアラビア、中国、インド、ロシアなどの石油・プラスチック大国グループが、プラスチック条約の協議での採決の方法を議論して、手続き規則をめぐる議論に費やされてしまいました。

 BFFPによると、ルワンダ、エクアドル、メキシコ、欧州連合などの一部の国が、プラスチック生産の世界的な削減目標を求め、マイクロプラスチックに取り組む際に予防原則を適用し、清潔で健康的かつ持続可能な環境に対する人権の必要性を認識し、プラスチックのサプライチェーン全体で働く人々の安全でより持続可能な生活への公正な移行を優先させるなどのポジティブな結果が得られたそうです。

 世界的なプラスチック危機は、増え続けるプラスチック生産によって引き起こされ、このまま放置すれば、気候の非常事態、深刻な生物多様性の損失、未曾有の有害物質、マイクロプラスチック汚染、小島嶼国の問題など、世界が今日直面している主要な脅威を悪化させ、人間の健康や人権に重大な影響を与えるだけです。それに対し、日本政府は、プラスチック汚染を終わらせる高野心連合(HAC)に参加したにもかかわらず、グリーンピースによると、従来からの、プラスチックの生産規制に消極的な姿勢を見せたと報告されています。この状況に対して、市民は、日本政府にプラスチック生産削減を求めていくことが必要です。

 各国は法的拘束力のあるプラスチック条約の草案を11月までに作成し、将来の条約の範囲や原則などの重要な問題について交渉セッションの間に取り組むことに合意しました。

 さらに、今後のINC開催地について、各国代表は、INC-3を11月にケニアのナイロビ、INC-4を2024年4月にカナダのオタワ、INC-5を2024年10月又は11月に大韓民国(韓国)で開催することに合意しました。

(運営委員 小寺正明)

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■<3>地域からの報告 埼玉エコ・リサイクル連絡会
■   上領園子 さんからの報告 <3R政策地域研究会in埼玉>

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「最終処分を他県に依存している埼玉県」              
このグラフは最終処分を目的とした一般廃棄物の都道府県の区域を超える広域移動の量を表しています。「環境省 ホームページより」

 全国で、埼玉県が最も多いです、つまり埼玉県は県内で最終処分ができず4万5千トンもの多くの残渣を他の県へ依頼しているという事です。 次に多いのが千葉県、愛知県、栃木県、神奈川県、茨城県の7県で全体の75%を占めています。関東ブロックの県が多くを占めています、他県に依存しているのが埼玉県を始め関東ブロックの現状です。その中で、東京都は東京湾の埋め立てに利用していますのでこの統計には出ません、埼玉県は多くを隣の群馬県や遠く東北から北海道にまでも運んでいます。

 最終処分には、どこでも嫌がる埋め立て最終処分場や高温で溶かすなどがあります、

 埼玉県から茨城県へむかって千トンから1万トン出ています、これは、私たちがお世話になっています埼玉県西部環境保全組合が笠間市の民間企業へ送って、ここでは灰を高温で溶かして資源化しているそうです。埼玉県西部環境保全組合では、灰の成分が適合したことで今後熊谷の太平洋セメントへセメントの材料として送る事になっています。このセメントはエコセメントと言って建築資材としては使われません。

 都道府県別の一人当たりに対する埋め立てなどの最終処分に残された容量を環境省のホームページによりますと、埼玉県は茨城県や徳島県と同じく、一人当たり残り0.1?です。つまり、今後焼却灰などを埋め立て処理する空きが一人当たり10センチ四方しか残っていないという事です。
徳島県はごみ減量やリサイクルで全国1位や5位以内に入る程ごみ減量に努力している自治体が幾つもあります。

 一人1日当たりのごみの排出量の全国平均は901gです。徳島県神山町は一人1日当たり368.9gです、全国で最もごみの排出量が少ない町です、彩やリサイクルで有名な上勝町はリサイクル率81%です、徳島県はごみ減量に努力している県です。因みに私の住む毛呂山町の令和2年度生活系ごみの一人1日当たりの排出量は718gです。そして我が家の一人1日当たりの排出量は長年40g以下です。

 さて、西部環境保全組合では使い捨てカイロや海苔などに入っている乾燥材を燃えるごみに出すように言っています、燃えるのは包装している紙などで中の酸化鉄と乾燥材の石灰は燃えません。
不燃ごみに出すようにいっている自治体もあるようです。私は可燃ごみではないと思い、貯め置いたのを年末に処理するために包装を破いて酸化鉄と石灰を取り出しました。意外に量が多いので計量したところ1.7kgもありました。燃えるごみに出していればそのまま灰としてカウントされています。

 ごみに出すべきものではないと思い埼玉県西部環境保全組合に電話しました。電話に出た若い男性職員は酸化鉄が危険な物質の様なとらえ方で土壌汚染に繋がるから燃えるごみに出すべきと回答されました。私は土壌改良材として家庭菜園で利用しようと思っています。

 シーズンになるとドラックストアなどでは使い捨てカイロが山積みになっています、メーカーは使用済みカイロの回収を考える時に来ているのではないでしょうかと思っています。

------------------------------- 事務局からのお知らせ------------------------------
● 会議開催日程
◎ 運営委員会 : 2023年6月13 日(火) 19:30〜21:00・ ZOOM会議


※ ニュースはご参加、お問合せをいただいた皆さまに BCC でお送りしています。ご不要の方はご連絡ください。

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容器包装の3Rを進める全国ネットワーク事務局
E-mail : reuse@citizens-i.org
URL : http://www.citizens-i.org/gomi0/
〒 102-0093 東京都千代田区平河町2-12-2 藤森ビル6B
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