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「メールニュース」 バックナンバー

第169号(2016年3月11日発行)

  

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        容器包装の3Rを進める全国ネットワークニュース

           第 169号   2016 年3月11日

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<審議終盤の容リ法改正合同会合>
 
 前回の改正から10年目となる今年1月25日、1年半ぶりに容リ法改正の
ための合同会合が再開されました。
 2006年改正時に約束された5年後の見直しの時期に東日本大震災が
起き、再改正に向けて、環境省と経産省の合同審議会が2013年9月に
検討を開始したものの、事業者側の「現行制度の堅持」の主張と、
変える必要があるとする自治体・市民の主張が対立したまま、審議は
中断しました。
 2011年には、市民からの再改正を求める請願が全会派一致で可決して
おり、事業者もその趣旨は無視できないはずです。
再開会合は、1月と2月に2回開催されましたが、事業者側の意見は、
変わらないままです。

 この10年間に、EUを始め世界中で持続可能な循環型社会に向けて、
拡大生産者責任の推進、レジ袋の使用禁止・有料化などの動きが急速に
進められてきています。
一方日本では、容リ法でリサイクルは一定程度進みましたが、リデュース
・リユースは、大きく遅れています。

次世代のこどもたちの未来に向けて私たちは、今しなければならないこと
があり、一歩でも前に進める責任があります。

 市民、自治体、事業者がお互いに知恵と力を出しあい、持続可能な循環
型社会を共に築いて行きましょう。

※ 3/16にまとめの合同会合が開かれ、その後、パブコメにかけられる予定
です。 ぜひ多くの意見を出しましょう!

(副運営委員長 中井 八千代)

 
------ 目 次 --- C o n t e n t s --------------------------------

巻頭言
1、環境省省2014年度の一般廃棄物の排出及び処理状況等を公開
2、容り法改正/環境省・経産省合同審議会報告
3、PETボトル入りビール発売のキリンビール鰍ゥら最後の回答
4、フランスもレジ袋使用禁止
5、山梨から「捨てない幸せ」条例の報告
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■<1> 環境省から、2014年度の一般廃棄物の排出及び処理状況等が
■ 公開されました。

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環境省から、2014年度(平成26年度)における全国の一般廃棄物
(ごみ及びし尿)の排出及び処理状況等について公表されました。
ポイントは以下のとおりです。

1)国民1人1日当たりの排出量は963g/人日で、この5年あまり横ばい
が続いています。
2)リサイクル率は20.6%で、こちらは8年もの間、横ばいが続いています。
3)増加している「ごみ発電」の効率は、平均12.84%にとどまっています。
4)ごみ処理経費は19431億円と、ダイオキシン対策した焼却炉の建替
需要で増大しています。
5)最終処分場の残余年数は20.1年に微増しましたが、残余容量は
106百万m3と微減しています。

一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成26年度)について
http://www.env.go.jp/press/102117.html

詳細はこちら↓
http://www.env.go.jp/press/files/jp/29245.pdf

(事務局 山本 義美)

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■ <2>容り法改正/環境省・経産省合同会合報告
■          2月25日

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2月25日 、審議再開から2回目の合同会合が行われました。
これまでの論点整理に対して、各委員から意見を出しあうのですが、
一人の発言時間は、1回あたり1分30秒と短く、2回りします。

<当会の意見の抜粋>

・今回の見直し論議は、2005年度の改正論議と比べても、十分とは感じ
られない。役割分担のあり方や自治体の負担軽減策について、様々な
場で、拡大生産者責任の観点から、持続可能な制度となるよう、課題
ごとのワーキングチームを立ち上げて論議を深めて行くべきである。

・上位法である循環型社会形成推進基本法に基づき、「容器包装に係る
分別収集及び再 商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法)」
との名称を、「容器包装の発生抑 制、再使用、再生利用の促進等に関する
法律(容器包装 3R法)」 に変更すべきである。

・レジ袋は無料配布禁止制度にすべきである。

・プラスチックごみが7割を占める海ごみの問題は、環境や生態系への
影響が大きく、緊急性の高い世界レベルの問題である。別項目を立てる
べきである。

・リユースは、消費者への認知度をより一層向上するため国がリユースマーク
を制度化 して、様々な消費者や事業者と連携して取り組むべきである。

・ペットボトルは、ボトルtoボトルを進め、国内循環を基本として、海外輸出や
再商品化義務を外すことを検討すべきではない。

<当会からの要望書2/25>こちらから↓
http://www.citizens-i.org/gomi0/pdf/2016225doc.pdf

1月の合同会合の当会からの要望書と議事録は下記よりご覧ください。↓
http://www.env.go.jp/council/03recycle/y034-15a.html

(副運営委員長 中井 八千代)

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■ <3>PETボトル入りビールを発売したキリンビール鰍ゥら
■ 最後の回答を 受け取りました。

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●2015年8月、キリンビール鰍ェ、PETボトル入りビールを会員限定で
販売することが報じられたため、3R全国ネットから、複数回にわたり
質問書をお送りし、この度、2016年2月18日付け最終の回答文書を
受け取りました。
最終の回答文書はこちら。↓

http://www.citizens-i.org/gomi0/pdf/KIRIN_A03.pdf

●残念ながら、私たちが望んでいるような回答は得られませんでしたが、
これからのキリンビール鰍フ取り組みに期待したいと思います。

キリンビール鰍フ「環境に配慮した容器包装等設計基本方針」はこちらです。
http://www.kirin.co.jp/csv/eco/special/recycle/3r02.html

【1】第1回目の質問状
http://www.citizens-i.org/gomi0/pdf/KIRIN_Q.pdf

【2】キリンビール鰍ィ客様相談室からの回答
http://www.citizens-i.org/gomi0/pdf/KIRIN_A.pdf

【3】第2回目の質問状
http://www.citizens-i.org/gomi0/pdf/KIRIN_Q02.pdf

【4】キリンビール鰍ィ客様相談室からの再回答
http://www.citizens-i.org/gomi0/pdf/KIRIN_A02.pdf

【5】第6回目の文書
http://www.citizens-i.org/gomi0/pdf/KIRIN_final.pdf

(事務局 山本 義美)

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■ <4>フランスでもレジ袋使用禁止

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フランスでは2016年7月1日から、商店で使い捨てのレジ袋を禁止します。
2017年1月1日からは果物、野菜、魚などを運ぶのにも拡大されます。
紙、生分解性プラスチック又はくり返し使える袋が代わりに使われることとなり
ます。生分解性プラスチックとしては例えばジャガイモデンプンから作られたも
のがありあます。
次の段階は使い捨てのプラスチック食器が禁止になるそうです。

(運営委員 小寺 正明)

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■ <5> 山梨県永井寛子さんから「捨てない幸せ」条例の活動報告
■      3R政策地域研究会in山梨 

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「捨てない幸せ」を日本の文化に!

2016年3月。山梨県の小さな町からホッとなニュースをお伝えします。町ぐるみで取り
組んできたイベントごみ削減の活動が、条例として制定されようとしています。
環境省から「2Rシステム構築推進モデル事業」として今年度採択された事業です。
条例の名称は「捨てない幸せ」条例と言います。第1条の(目的)では、次のように
謳っています。

この条例は、本町において開催される各種イベント・集会・会議等で飲食を行う場合
には、環境に配慮し、マイ食器、あるいは洗って繰り返し使える食器(以下リユース
食器という)を優先的に利用し、廃棄物の発生抑制に努め、「環境のまち富士川」
の実現を目指すことを目的とする。
そして、条例の前文で「捨てない幸せ」を次のように説明しています。

「捨てない幸せ」条例 (前文)
人々が集う場所には、会話が広がり人が繋がる。人の繋がりはやがて地域を結び、
地域力となって人々を支えていく。そんな大切な楽しい場所が、ゴミの山にうずもれて
しまったなら・・・。誰もが気持ちの良い場所に、誰もが幸せな気持ちになれる会場に、
そんな空間を富士川町のみんなの力でつくり上げていくために、それを次の世代に伝え
ていくために、ここに「捨てない幸せ」条例を制定します。

条例ですから最終的には議会の議決が必要になります。
私たちはこれを住民案として3月中に町長と議長に提出する予定です。
ここに来るまでには、町民が条例を受け入れる土壌が醸成されているか、さまざまな
角度からアンケートやヒヤリング等調査を行ってきました。

 富士川町では町民がリユース食器を0円で借りられる仕組みがつくられています。
町民の90%がリユース食器のことを知っていて、65%の人が実際にイベント等で
使ったことがあるというこの町では、人々はイベントで「楽しくゴミを減らしたい」
という思いがあることが調査結果からわかっています。
まさに「捨てない幸せ」を実感している人々がここにはいます。
この「捨てない幸せ」運動を、富士川町から全国に向けて発信していきたい!

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事務局からのお知らせ 
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● 会議開催日程
◎ 運営委員会
◇ 2016 年 4 月 18 日(月) 14:00 〜 16:00
◇ 場所:市民運動全国センターです。
※ ニュースはご参加、お問合せをいただいた皆さまに BCC で
お送りしています。
ご不要の方はご連絡ください。

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容器包装の3Rを進める全国ネットワーク事務局
E-mail : reuse@citizens-i.org
URL : http://www.citizens-i.org/gomi0/
〒 102-0082 東京都千代田区一番町9−7 一番町村上ビル6F
市民 運動全国センター内
TEL/03-3234-3844   FAX/03-3263-9463

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