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「メールニュース」 バックナンバー

第81号(2009年11月11日発行)

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     容器包装の3Rを進める全国ネットワークニュース
           第81号 2009年11月11日
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■ 中環審の臨時委員に任命されました!

 こんにちは、副運営委員長の羽賀育子です。
  この度、環境省より中央環境審議会、廃棄物・リサイクル部会の「容器
包装の3R推進に関する小委員会」臨時委員への任命のお知らせが届きま
した。そして3R全国ネットの運営委員会で、任命について正式に承認い
ただきました。

 いよいよ委員会が始まります。市民代表の一人として初めて国の審議会
へ出席します。長年取り組んできました容器包装リサイクル法であり、二
度目の改正にあたり、皆さまの声を審議会に届けるよう精一杯頑張ります。

 容器包装リサイクル法が初めてできた時にも、当時担当所管だった旧厚
生省に度々足を運び、担当の方々と意見交換させていただいたことが思い
出されます。あのときは市民の意見が反映されなかったのですが、今度こ
そは「拡大生産者責任の徹底を」と念じています。また、デポジット制度
の普及や容器包装ばかりでなく製品のリサイクルについても提案していき
たいと思います。
  3R全国ネットの皆さまの意見を伝える役目をしっかり担い務めたいと
思います。どうかこれからも、より一層のご指導ご支援よろしくお願いい
たします。(羽賀育子)

------ 目 次 --- C o n t e n t s -------  
今号の巻頭言
1、連続学習会 第3回 11月18日開催
2、10月の運営委員会報告
3、連続学習会 第4回 12月9日開催のお知らせ
4、環境省情報 ノーレジ袋推進全国フォーラム in TOYAMA
5、プラ懇情報
6、容リ協関連ニュース
7、事務局からのお知らせ

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連続学習会第3回 みなさま、奮ってご参加ください!
      11月18日(水)午後2時から
       講師はイオンの上山静一さん

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 いよいよ一週間後になりました。参加申込を忘れていませんか? 
  超多忙な上山さんの講演を、ぜひこの機会に受講ください。

 レジ袋有料化は、使い捨てのシンボルであるレジ袋を削減する最も有効
な手段です。このためレジ袋を有料化する市町村の数は県単位での実施を
含めると、2010年3月末までに全市町村の4割強に達する見込みです。

 しかし、レジ袋有料化は、地方では着実に拡大しているものの、小売店
間の競争の激しい大都市では事業者の足並みがそろわず、なかなか進展し
ません。レジ袋有料化を全国に浸透させるためにはどうすればいいのでし
ょうか。次の容リ法改正の最重要課題のひとつ「リデュース」の推進に直
結しています。

 連続学習会第3回は、レジ袋有料化を先頭に立って推進してこられたイ
オンの上山静一さんのお話を伺います。
  みなさん奮ってご参加ください。会員以外の方も大歓迎です。

日 時:2009年11月18日(水)pm2:00〜4:20
場 所:飯田橋セントラルプラザ 16階(Aルーム)
●プログラム
<第1部>pm2:00〜3:00
講 師:上山静一さん(イオン梶@環境アドバイザリーボードメンバー)
演 題:「イオン温暖化防止宣言と地域社会との連携」
     〜レジ袋削減から始まるビジネスプロセスと生活スタイルの変革へ〜
  ー質疑応答ー
<第2部>pm3:10〜4:20
  参加者による意見交換
  話題提供者
・都地消の内藤裕子さん(予定) 「レジ袋アンケート調査結果報告」
   ・FoE Japanの瀬口亮子さん「環境先進国・韓国事情」
   ・ごみ・環境ビジョン21の小野寺 勲「容リ法でのレジ袋有料化推進の仕組み」
資料代:300円
申 込:「連続学習会第3回11月18日参加」と明記のうえ「氏名」・
     「所属」・「連絡先」を書いて事務局までお申し込み下さい。
     E-mail:reuse@citizens-i.org
     FAX:03−3263−9463
     ※当日参加もOKですが、資料の準備の関係からできるだけ
     事前申込をお願いします。 (小野寺 勲)

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■運営委員会開催報告
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日時:2009年10月29日(木)pm7:00〜8:20
ところ:市民運動全国センター
出席者(末尾記載)

 ごみ5市連絡会の青木泰さんが初めてオブザーバー参加されたため、各
人の自己紹介からはじめました。また、古紙問題市民行動ネットワークの
中村正子さんも、前身の「容リ法改正全国ネット」運営委員会から引き続
き復帰されました。

1、会計報告
・事務局より、09年8月17日現在の収支状況について報告し、確認し
  ました。
・収入計 1,421,245円
  支出    453,835円
残高    967,410円

2、審議会委員の件
・環境省より「羽賀育子殿を中央環境審議会臨時委員として委嘱申し上げ
  たい」との文書が届きました。
  運営委員会では、羽賀育子副運営委員長を中環審臨時委員として委嘱す
  ることを承認しました。
  羽賀さんは、中央環境審議会廃棄物・リサイクル部会の容器包装リサイ
  クル法の3R推進に関する専門事項を検討する「容器包装の3R推進に
  関する小委員会」の委員を務めます。

3、連続学習会(改正市民案づくり)について
・11/18(水)イオン上山さん学習会について
  (ア)当日の役割分担を確認しました。
  (イ)第二部の話題提供者はごみ・環境ビジョン21の小野寺さん、
  都地消の内藤さん(予定)、FoE Japanの瀬口さんにお願いします。

・12/9(水)森口さん学習会については、案内チラシを確認しました。

・倉阪先生の法案作成講座(第5期)
「3Rを推進するための新しい枠組み法」の日程について確認しました。

4、レジ袋の鉛調査の提案について
・事務局より、京都大学と連携したレジ袋の鉛含有調査の実施について提
  案し、全国への呼びかけや実施方法等について検討しました。
・どんなレジ袋の提供を呼びかけるのか、提出や調査のルールをどうする
  か、情報開示の方法、公表時期等を検討した結果、内容が確定しだい、
  改めて、事務局で呼びかけ文を作成し、ご案内することとしました。

5、メールニュース案について
・メールニュースの安定発行のため、植田さんが編集長に就任することに
  なり、各人が自発的に3Rに関する最新情報を発信することとしました。

・次回の予定は、巻頭、11/18案内、12/9案内、運営委員会まとめ他です。

6、23区プラスチック懇談会について
・プラ懇事務局の植田さんから報告。
  10月16日と10月27日に自治の提言案の検討を深めるための学習
  会の概要と2010年1月に集会を開催予定であることが報告されまし
  た。

7、その他
・参加者より、鳩山政権のCO2▲25%削減に向けたタスクフォース情
  報について話題提供がありました。
・東京23区清掃工場の「雨水」に基準値を超えるダイオキシン類が検出
  され、問題になっているとの情報提供がありました。

次回日程は事務局からのお知らせをご覧下さい

出席者(敬称略)
青木泰(ごみ5市連絡会/オブザーバー)、
植田靖子(23区プラスチック懇談会)、
小野寺勲(ごみ・環境ビジョン21)、
瀬口亮子(国際環境NGO FoE Japan)、
中井八千代(市民提案の循環型社会をめざす会)、
中村正子(古紙問題市民行動ネットワーク)、
中村秀次(びん再使用ネットワーク)、
羽賀育子(拡大生産者責任とデポジット制度の実現をめざす全国ネットワーク)、
廣瀬稔也(市民立法機構)、
山本義美(生活クラブ連合会)
以上(山本義美)

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■ 連続学習会第4回 国立環境研究所 森口祐一さんの講演
  「プラスチックの再商品化手法別のLCA分析について」
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 容器包装の再商品化をめぐる環境影響、LCA評価に関わってこられた
国立環境研究所の森口祐一さんに講演いただきます。
  09年9月15日環境省から公表された最新のLCA分析結果(78号)
について、わかりやすくお話しいただきますので、ぜひこの機会にみなさ
まご参加下さい。学習会は広く公開していますので会員以外の方も参加で
きます。
<内容>
  ・プラスチックの再商品化手法別のLCA分析について
  ・容器包装の再商品化に係る技術面について
  ・環境相の温暖化等の環境負荷の研究結果の発表についてなど

※講演のあとには、意見交換をする予定です。

日 時:12月9日(水 )14:00〜16:20
会 場:主婦会館プラザエフ3F(JR四谷駅麹町口徒歩1分)
地 図:http://www.plaza-f.or.jp/information/otoiawase/otoiawase.html
講 師:森口祐一さん 国立環境研究所 循環型社会・廃棄物研究センタ
            ーセンター長、東京大学大学院客員教授)
参加費:300円
申 込:「連続学習会第4回12月9日参加」と明記のうえ「氏名」・
     「所属」・「連絡先」を書いて事務局までお申し込み下さい。
      E-mail:reuse@citizens-i.org
      FAX:03‐3263‐9463
      ※当日参加もOKですが、資料の準備の関係からできるだけ
       事前申込をお願いします。

(中井八千代)

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■環境省と富山県の共同で開催
11月24日「ノーレジ袋推進全国フォーラム in TOYAMA」
   3R全国ネットもパネリストとして参加します!

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 環境省は富山県と共同で、11月24日(火)、「ノーレジ袋推進全国
フォーラムin TOYAMA」を、オークスカナルパークホテル富山(富山県富
山市)で開催します。

 このフォーラムは、レジ袋を中心とした容器包装廃棄物の3R(排出抑
制:Reduce、再使用:Reuse、再生利用:Recycle)に係る最新の取り組
み情報を共有し、レジ袋削減の取り組みが全国で推進されることを目指す
ものです。
  また、この取り組みをきっかけとして、他の容器包装廃棄物の3R推進
に役立つことを期待しています。レジ袋の削減に取り組む市民や広く一般
の方々にも参加を呼びかけるものです。

 3R全国ネットからは、レジ袋有料化推進チームの中井八千代さんがパ
ネリストの一人として参加します。

 午前中は2コースに分かれてリサイクル施設見学会もあります。
午後のフォーラムでは富山県知事も参加するエコ対談、基調講演のあとパ
ネルディスカッションです。
パネルディスカッションのテーマ「環境問題と市民・事業者・行政の役割」

日 時 :2009年11月24日(火)、8:30〜16:00
場所  :オークスカナルパークホテル富山 鳳凰の間
     富山県富山市牛島町11−1、JR富山駅徒歩2分
主 催 :環境省、富山県
対象者:市民、事業者及び行政関係者
       フォーラム(定員300名)、
       リサイクル施設見学会(定員50名)
    ※いずれも事前申込が必要
参加費:無料
申込期限:2009年11月16日(月)。定員になり次第締切。
申込方法:事務局または受付窓口までFAX、電子メールまたは郵送
申込み及び問合せ先:
(環境省窓口):
TEL:076-444-3140 /FAX 03-6711-1289 電子メール:package@murc.jp

(富山県受付窓口)
〒930-8501 富山県富山市新総曲輪1番7号 富山県生活環境文化部環境政策課
TEL:076-444-3140 / FAX :076-444-3480
電子メール:akankyoseisaku@pref.toyama.lg.jp

詳しい情報は下記の環境省のHPでご確認下さい
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=11758

(植田靖子)

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23区プラスチック懇談会情報
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・10月16日と10月27日に自治の提言案の検討を深めるためプロジ
  ェクトチームで学習会を持ちました。

・16日は安達智則さん(東京自治問題研究所常務理事)に意見をうかが
  いました。
・「義務付け・枠付け」の見直しは、必ずしも地方分権に繋がらず、逆に
  都道府県や広域連合の権限が強くなり市町村の役割を奪う場合も見受け
  られる。地方分権によって地方自治体の自治権拡充ができるとは限らな
  い。市民は注視し、意思表示することが大事。
・新政権の動向から、新年度の前に提言できるのが望ましい。

・27日は菅原敏夫さん(地方自治総合研究所)を囲んで都と23区の関
  係について、東京都と特別区である23区特有のわかりにくい財政制度
  (特別区財政調整交付金)の視点から清掃事業費についてうかがいまし
  た。
・23区の固定資産税など調整3税を東京都が集め、その45%を東京都
  が担っている消防や警察などに使い、清掃事業費も含む55%を23区
  で都条例の下に分けるしくみです。
・予算補正の算出方程式の中に都知事が算定できる「公表されない額」が
  あることがわかりました。

 今後はプラ懇としてこれらのご意見を参考にしつつ、廃棄物の視点から
考える23区の自治について提言案をまとめ、「ごみの自治」として提案
していく予定です。

(中井八千代/植田靖子)

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■容リ協関連ニュース 
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 2009年4月から9月までの6か月間の市町村からの引き取り状況と
再商品化製品販売量の総括が11月2日容リ協会HPに公表されました。

再商品化実施報告
http://www.jcpra.or.jp/archive/receive/receive03/monthly.html

(植田靖子)

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事務局からのお知らせ
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会議開催日程
1、事務局会議 11月26日(木)14:30〜16:30
   場所:市民運動全国センター(千代田区麹町2-7-3-2F)

2、運営委員会12月10日(木)18:30〜20:30
   場所:市民運動全国センター(千代田区麹町2-7-3-2F)
      
※ニュースはご参加、お問合せをいただいた皆さまにBCCでお送りして
います。ご不要の方はご連絡ください。
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容器包装の3Rを進める全国ネットワーク事務局
E-mail:reuse@citizens-i.org
URL:http://www.citizens-i.org/gomi0/
〒102-0083 東京都千代田区麹町2-7-3-2F 市民立法機構気付
TEL/03-3234-3844  FAX/03-3263-9463
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