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プラスチックはリサイクルも焼却も環境影響は、同じ?

Q2. プラスチックはリサイクルしても、燃やしても、CO2などの環境負荷は、あまり変わらないって聞きますけど、本当ですか?

A2.リサイクルするよりもサーマルリカバリーを行う方がCO2排出は少ないのではないか?という疑問に対して、環境省は調査の結果、「サーマルリカバリーを行うよりも、容器包装リサイクル制度下でリサイクルを行う方が、CO2の排出量は少ない」という報告をしています。

環境省「再商品化手法の改善のための施策に係る環境負荷分析」より抜粋(62-63ページ)
http://www.env.go.jp/council/03haiki/y0315-16/mat03-2.pdf

  • 結果は以下のとおりである。
  • CO2排出量について、@分別なし(全量を単純焼却:有効利用なしシナリオ)からの削減効果を見ると、A分別なし(全量を高効率焼却発電:シナリオA-3.)で約279万トン-CO2、B分別・リサイクル(リサイクル+高効率焼却発電:シナリオA-1-b.)で約362万トン-CO2であり、分別・リサイクルした方が、分別せずに全量を高効率焼却発電するよりも約83万トンのCO2削減効果があったといえる。ごみ1トンでは約0.23トンのCO2削減効果である。
  • 現在可燃ごみとして自治体処理・処分に回っている容リプラが仮に全量リサイクルされた場合(C:シナリオA-1-c.)の削減効果は約619万トン-CO2となり、Bよりもさらに約257万トンのCO2削減につながる。
  • 原油、石炭の消費量についても同様に、A分別なしと比較してB、Cの分別リサイクルのシナリオで削減効果が大きいが、天然ガスについては容リプラの分別・リサイクルは分別せずに全量を高効率焼却発電するよりも環境負荷削減効果が小さい結果となっている。 ・ 上記のことから、サーマルリカバリーを行うよりも、容器包装リサイクル制度下でリサイクルを行う方が、CO2の排出量は少ないことが分かる。